性病 | 毛じらみの症状・治療・検査

ヌケジラミ(毛じらみ)

1.原因

毛じらみ(Phthirus pubis)という昆虫に寄生されてしまうことが原因です。

2.感染経路

通常は毛じらみの保有者との性的接触によって感染します。
学校などで集団発生する頭じらみと毛じらみは分類上は同じ虱目に含まれますが、それぞれPediculus humanus humanusとPhthirus pubisという学名がつけられており、別の種です。
また外見もまったく異なります。
頭じらみは頭髪のみに寄生し、毛じらみは陰毛やまれに腋毛にのみ寄生します。従って頭じらみがなんかの拍子に陰部について繁殖を始めてしまうといったようなことはありません。
通常の性病はコンドームの使用によりかなり防げるのですが、毛じらみは陰毛の接触により感染するためコンドームでは防ぐことができません。

3.潜伏期間

1〜2ヶ月

4.主な症状

毛じらみが血を吸うことによるかゆみが主な特徴です。かきむしってしまうことによって、皮膚に湿疹ができることもあります。
また、吸血による出血のために肌着に斑点状の血痕がついたりもします。

5.対応はどうすれば・・・

・残念ながら市販の性病検査キットはありません。
しかし、よく見ると虫がいること、出血していること、指でしごいてもなかなか取れない白い卵があることなどから自分でも判断は比較的容易といえます。
・確実な治療法は、毛の中でしか毛じらみは生息できないので、陰部の毛を剃ってしまうことです。
・剃ることができない場合は、ノミ・ダニなどに使用される殺虫剤スミスリンを用います。
スミスリンシャンプーは様々な殺虫剤メーカーから市販されています。
幸いなことに頭じらみも同じシャンプーですので「頭じらみの薬をください」と薬局で言えば売ってくれます。
使用方法は、陰毛を充分に濡らし3〜5ml程のスミスリンシャンプーを使って、毛の根元まで行き渡るように全体を均一にシャンプーします。
シャンプーしたあと5分間以上そのまま放置した後、ぬるま湯で確実に洗い流します。
3日に1回このようにシャンプーして4回実施すれば、卵も含めて死滅させることができます。
スミスリンシャンプーは成虫を殺虫する効果はあるのですが、卵までは確実に殺すことができません。
卵は孵化するまで2日〜10日かかるため、継続してシャンプーする必要があるのです。

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