ヌクラミジア
1.原因
細菌の一種であるクラミジア・トラコーマティス(Chlamydia trachomatis)に感染することが原因です。
クラミジア肺炎を引き起こすクラミジアはクラミジア・ニューモニエ(Chlamydia pneumoniae)といい、性病であるクラミジア・トラコーマティスとは別種の菌です。
詳しくは性交渉していないのにクラミジア肺炎にをご覧ください。
2.感染経路
クラミジアは、世界的にも淋菌感染症を上まわり最も蔓延している性病と考えられています。
オーラルセックスやキスなどに性的接触による粘膜同士の接触や精液、膣分泌液を介して粘膜に感染します。
菌がいるところに接触することにより感染するため、たとえ性器に感染していても、口内に菌がいない場合はキスでは感染しません。
相手が咽頭感染している場合、通常の口づけでは感染する可能性は低いのですが、ディープキスの場合は感染率が高くなります。
また、妊娠中に母子感染を起こすことがあります。
クラミジアは症状が現れないことが多く、そのため知らないうちに人にうつしてしまったり、うつされる危険が高いので注意が必要です。
3.潜伏期間
感染後数週間で発症することが多いようですが、全く症状が現れない場合もあります。
4.主な症状
クラミジアは感染しても女性の約8割,男性の約5割が自覚症状がほとんど無いのが特徴です。
そのため、無自覚に感染を広げてしまう危険性があるので注意が必要です。
男性は尿道炎など症状が出やすいのに対し、女性にはあまり症状が出ないようです。
男性
症状は軽いのですが、排尿時に尿道がしみるように痛んだり、不快感や痒み(かゆみ)を感じたり、尿道口から水っぽい白い膿が出てきたりします。
また精巣の腫れや、軽い発熱が起きることもあります。
女性
ほとんど自覚症状がありませんが、痒みや黄色い悪臭のあるおりものが出ることもあります。生理のような痛み、不正出血、性交の痛みなどの症状が現れることもあります。
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オーラルセックスなどにより咽頭にクラミジアが感染すると咽頭炎などをおこします。喉(のど)に感染すると喉が痛くなり痰が増えたりしますが、無症状の場合も多いようです。
5.放置するとどうなるか
感染しても症状が出ないため、治療されずに放っておかれることが多いのですが、放置すると当然感染を広げてしまいます。
また重い病気を引きおこすことがあります。
男性
尿道から細菌が進入することにより前立腺炎・精巣上体炎・精血液症などになり不妊の原因になります。
さらには肝炎・腎炎になることもあります。
女性
子宮頸管炎・卵管炎、子宮内膜炎などが引きおこされ、更には骨盤腹膜炎や肝周囲炎、卵巣炎を引き起こし、
子宮外妊娠や不妊の原因となる事もあります。
また、流産や早産の原因ともなります。
また母子感染により新生児が結膜炎・肺炎を発症することがあります。
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クラミジアに感染していると、他の性行為感染症やHIVの感染率が飛躍的に高くなります。
6.免疫はできません
したがって、治癒してもまた感染します。
そのため、パートナーの一方が感染した場合、片方が治療によって治ってもまたうつされるということを繰り返す、
いわゆるピンポン感染をすることがあります。
7.対応はどうすれば・・・
・クラミジアが疑われる場合はすぐ病院に行きましょう。
・検査に忙しくて行けないとか、やっぱり恥ずかしいという場合は、自分で検査する方法があります。
病院で診断するのと変わらない精度ですので、お勧めすることができます。
自分でできる性病検査について
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