ヌ性病 | トリコモナスの原因・症状・治療
1.原因
トリコモナス原虫(Trichomonas vaginalis)という微生物に感染することが原因です。
2.感染経路
性的接触による感染が主ですが、トリコモナスは感染力が強く、下着、タオル、便器や風呂場で感染することもあります。
従って、性行為の経験のない女性や幼児にも感染することがあります。
性交によって男性にトリコモナスが感染した場合は尿道や前立腺などに、女性の場合は、膣や子宮頸管などに寄生します。
男性の場合は、排尿によって原虫が洗い流されることが多いため、女性のほうが感染者が多いのが特徴です。
3.潜伏期間
約2週間程度とされていますが、はっきりと症状が出ないことも多いようです。
4.主な症状
男性が感染した場合、尿道からの分泌物(うみ)や軽い排尿痛、違和感が起きることがあります。
しかし、ほとんど症状が出ない場合が多く知らない間に女性にうつしていることがあるようです。
またトリコモナス原虫は前立腺や精のうに寄生することが多く、それが原因で尿道炎や前立腺炎を起こすことがあります。
女性の場合は、健康なときは症状が出ない場合もありますが、外陰部に我慢できないほどの痒みや痛みがあったり、
悪臭をともなう黄緑色や乳白色または血の混じった泡状のおりものが出たりします。膣だけでなく、子宮頸管(子宮入口の管)、
膀胱、尿道へも感染します。
5.放置するとどうなるか
症状のない感染者が20〜50%ともいわれているため、治療せずに放置されていることも往々にしてあります。
しかし放置しておくと炎症が卵管まですすみ、不妊症や早産、流産をまねく可能性もあります。
6.対応はどうすれば・・・
・トリコモナスが疑われる場合は病院に行きましょう。
・検査に忙しくて行けないとか、やっぱり恥ずかしいという場合は、自分で検査する方法があります。
病院で診断するのと変わらない精度ですので、お勧めすることができます。
自分でできる性病検査について
7.予防方法
コンドームの使用が有効です。外陰部を清潔にしておくことも予防に役立ちます。
公衆浴場では直接床に座ったり、下着を床に置かないようにしましょう。
8.治療
治療としては膣の中に座薬を入れたり、抗トリコモナス剤を服用します。
治療を十分にしないと再発しやすくなります。
女性は膣錠を使用する場合もあります。
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